宝山寺
Hozanji Temple
灯籠が並ぶ石畳の参道を進むと、石造りの一の鳥居が見えてきます。石造りの鳥居としては、国内でも有数の高さだそうです。
一の鳥居なのですが、二の鳥居よりも本堂に近い場所に建っています。
もともと「一の鳥居」は近鉄生駒駅の近く(参道の入口)に建っていましたが、昭和50年代の駅前再開発事業により、現在の場所に移築されたそうです。なんとも時代の背景を感じさせる一の鳥居
地蔵堂の少し手前には「惣門」があります。
生駒山の中腹に位置する宝山寺は、商売の神様を祀る日本三大聖天のひとつ。
昔から大聖歓喜天を祀る商売の神として大坂商人の信仰を集めてたそうです。
毎年秋分の日には『生駒聖天お彼岸万燈会』が催され、600基の灯篭と1万個のローソクが点灯し、参道、境内が照らされるそうです。
・:*:・宝山寺-聖天堂-・:*:・
🏠 奈良県生駒市門前町1-1🏠
🚶(近鉄奈良線・生駒線・東大阪線生駒駅下車🚃
近鉄生駒ケーブル鳥居前駅からケーブルカーで5分
宝山寺下車、徒歩10分🚶🚌約5~10分)
役行者が修行して大般若経を納めたと伝えられる聖跡で、若かりし頃の弘法大師師もここで修行したとされています。
また、岩船明神と弁財天が以前からまつられていたとされる神して、窟の奥に岩船明神社と弁財天社があります。
現在の多宝塔は昭和32年に建てられました。中興開山の湛海律師はこの場所にこそ「多宝塔」を建てるべきと考えられましたが、その時期は将来に待つ旨を残し、小多宝塔を建立されました。
およそ300年という長い年月を経て、故実に基づき今の「多宝塔」が建てられました。
ご本尊は「愛染明王像」。清らかな愛の成就をつかさどる神様です。