東大寺
Todaiji Temple
盧舎那仏坐像(国宝)。
華厳宗の教主であり、宇宙をあまねく照らす仏さまとさせれいます。
像高約15m。これまで地震や兵火などで被災に遭いましたが、そのたびに再建されてきました。
頭部は江戸時代、胴部の大部分は鎌倉時代のもの。大腿部や台座などに造立当時(奈良時代)の一部が残っています。
天平15年(743)に聖武天皇が生きとし生けるすべてのものが栄えるようにと願い建立されました。
延べ260万人もの人々の協力によりすべてのものの幸福を願い造られた大仏様は、
天平勝宝4(752)年、開眼供養会が盛大に営まれました。
広目天とは仏教の神様の天部に属し、仏様・仏法の守護神である四天王の一柱です。
須弥山の四方を守る四天王。その中でも西の方角を守護する神様が広目天。
武器は持たず、右手に筆、左手に巻物 (巻子) を持っています。
鎌倉時代の東大寺復興に大きな足跡を残した重源上人を継ぎ、大勧進となった栄西禅師が承元年間に再建。
鐘声の振幅は非常に長く、日本三名鐘のひとつに数えられている。
二月堂は良弁僧正の高弟実忠の草創と伝えられています。
寛文7年(1667)の修二会中に堂内から出火、焼失し、現在の建物はその2年後に再建された建物です。
奈良に春を呼ぶ東大寺二月堂のお水取り(修二会/しゅにえ)が3月12日の深夜から3月13日未明におこなわれます。
二月堂の舞台から見える風景は、大仏殿、生駒山、奈良市街地周辺への大パノラマが広がります。
日没前の夕焼けで光り輝く市街地や夜間の舞台の上に設けられている燈籠光がうっとりするほど美しいそうで、実際に訪れていただきたい場所です。
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🏠奈良県奈良市雑司町406−1🏠
🚶(JR奈良駅・近鉄奈良駅🚃から市内循環バス🚌「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分)