今井町
Imai Town
江戸時代初期頃、上品寺村より移住し、古くから「上品寺屋(じょうぼんじや)」の屋号で酒造業を営んで、現在も造り酒屋を営業されています。
18世紀中ごろの建造と考えられる町家は、今井では早い時期に、2階に座敷などが設けられており、豪商の片鱗がうかがえる建物です。
戦国時代に称念寺(しょうねんじ)を中心に作られた寺内町(じないまち)。
福岡・博多や大阪・堺と同様に、住民である豪商や町民が自治権を握る自治都市として、江戸時代にかけて大いに栄えました。
・:*:・今井町*:・
🏠 橿原市今井町3-2-29🏠
🚶(JR畝傍駅🚃 徒歩約8分
近鉄大和八木駅 徒歩約10分)
今井町の中心部にある「今井まちや館」の建物は、もともとこの場所は金物屋だったそうで、江戸時代初期に建てられたそうです。
今井町の中でも大型で、現在は、江戸時代の町家の様子を知ることができる施設として無料開放されています。
土間にある一口のかまどや、家の中に光を取り入れるための「明かり取り」、
使用人の寝泊まりの場などで使われていた「厨子(つし)2階」など
商人の当時の生活がうかがえます。